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市民活動の底力を高める まちづくり市民大学
まちづくりのヒント、一緒に学びませんか

プロフィールprofile

まちづくり市民大学は、学んだ上で話合って動く、実戦的教室を目指しています。

組織

グループ 人数 参加者の年代 備考
受講生 定員50名  20〜80代
OBの会 約200名  20〜80代 登録人数
世話人会(*)  7名  20〜70代 追加募集中

(注*) 世話人会は、修了生有志により構成され、講師の招へいから運営全般を行っております。

まちづくり市民大学について

平成9年、上越市主催で始まって以来、
上越市まちづくり市民大学として、毎年開校されてまいりました。
平成22年度までに延べ1300人以上の市民が受講しています。

上越市まちづくり市民大学OBの会は、
平成15年に「協働」をテーマに受講した修了生有志により設立されました。
「地域の課題を主体的に解決するヒントをもっと学びたい。」
「修了生のネットワークの場を作ろう。」(著名人の講演を聞くだけでなく)
と、いうことがきっかけでした。

市民大学協働会議という、市民大学の企画委員会が設置され、
以後毎年、修了生有志が行政と一緒になって、
次年度の受講テーマや講師を検討してまいりました。

上越市まちづくり市民大学OBの会は、会員相互の活動を支え合い、
市の各種の委員会や地域での役員、市民活動などに、ネットワークを広げています。
上越市に住んで良かったと思える地域にするために、
幅広いまちづくり活動に関わっています。

平成23年度からは、上越市の後援と補助金を受け、OBの会有志で構成する運営委員会が市民大学を主催していました。補助金は、平成25年度を最後に廃止になりました。
カリキュラム準備の様子などを含め、市民大学を紹介したビデオがあります。
インターネットの動画で見れますので、ご覧ください。
http://vod.jcan.jp/vod_detail.php?vid=258


つながりの深い関係機関

●上越市 自治・市民環境部 共生まちづくり課 NPOボランティアセンター
                        男女共同参画推進センター
認定NPO法人 くびき野NPOサポートセンター
新潟県NPO・地域づくり支援センター
 参考



当市民大学の特色

「まちづくり」には、市民の力も不可欠
道路や建物などインフラさえ整えば、「まち」になる訳ではありませんね。
地域に限らず、職場も、家庭も、学校も、人と人が思いやりをもって支え合う場所。
だから、人づくり、仕組みづくり、みんなの想いと知恵の結集が必要になる訳です。
「まちづくり」には、行政の力は必要ですが、地域活動や市民活動の力も不可欠。
この力を受講生の皆さんと一緒に蓄えていきたいと考えております。

 市民活動の一番のこまりごとは?
意外な事が分かりました。

『NPOや市民活動を行う上で、みなさんが抱えている悩みや困っていることはどんなことでしょう? 調べてみると、第1位は意外にも「人材」です。ここでいう人材とは、ともに活動を行う人のことです。高齢化が進む中、団体に若い人たちが入ってこないという意見が多く寄せられました。』
(くびき野NPOサポートセンター発行「くびき野NPO・ボランティアハンドブック2011」から引用)
 



当市民大学のモットー
当市民大学では、様々な市民活動に共通する基本的なことを、みんなでワイワイしゃべりながら、楽しく身につけることを優先しています。
・なかなか意見が出てこない。ヤキモキするけど、どうしたら良いのだろう?
・自分が何をしたら良いか分からない。グループの中で、居ずらさを感じる。
・自分の思いや考えを理解してもらいたいけど、どうも伝わらない。
・色々な意見が出てくるけど、上手に汲み取ってまとめられない。
・行政がやるべき事と重なるのではないか。一緒にやっていけないものか。
このような悩みがありましたら、当市民大学の学びの場は、きっと役に立つことと思います。
当市民大学は、地域活動や市民活動に参加される前の予備校のようなものであり、また、活動を始められた後から基本を学び直す補習学校のようなものでもあります。市民活動の悩みが、幾らかでも軽くなるのではないでしょうか。

イキイキと活動する為に
地域活動や市民活動に参加される皆さんが、イキイキと活動できると良いですね。活動団体も、ある種の組織です。組織の形や意思決定の方法は、様々であり、目的や環境、規模等により異なります。そこで求められる話合いの方法は、以前の経験とは違うこともあるでしょう。ご自分の経験を振り返りつつ、新しい方法を学ぶ機会も必要になりますね。これも、市民大学の大事な学びの一つです。
※参考→ 
ワークショップ技法を学びましょう受講のご案内、7月28日講座ほか)

具体的な活動をお探しでしたら
ゼミ活動からは、具体的なテーマで活動してみることができます。更に、進めて行きたくなりましたら、活動報告のページやリンクのページを参考に、お好きな市民活動団体にお入りください。上越地域には、様々な団体があります。リンクページに載っていない団体についての詳しい情報は、「上越市NPO・ボランティアセンター」や「くびき野NPOサポートセンター」にお尋ねください。

当市民大学を仲間づくりの場として、活動の出発点、再出発点として、ご利用頂ければ幸いです。



ここで学ぶことは?・・・まちづくりって?

 

まちづくりって、言われて先ず思い浮かぶのは、
目につきやすい、道路や上下水道水道、電気などのインフラ、
役場や学校等の建物や行政の仕組みなどでしょうか?
このような、大がかりなモノも、まちづくりの一部ですが、
それだけで、住みやすい地域になるのでしょうか?

まちづくりは、政治家や行政にできることには限りがあります。
誰もが必要と認め、専門家を頼んだ方が上手く行くことについては、
皆で税金を出し合い、公の組織を通して実現していく。
これが政治や行政の役割ですね。

一方で、住みやすい地域になるようにと、住民自身で支え合うこともできます。むしろ、これが、まちづくりの原点だと思います。

人は、独りではとても弱い存在ですが、
「思いやり」や「支えあい」は、
私たちの心を温かくしてくれます。
これを基に仲間をつくり、人は生き延びてきました。
社会を形づくる大本の力は、ここにあるのでしょうね。

「思いやり」も「支えあい」も無い社会って、
想像できますか?
とても住みにくいでしょうね。

市民から市民へ、
「思いやり」と「支えあい」がつながれば、
心を温かくしてくれる地域になるでしょう。
経済にも行政にも、温かい血が通い、評判も良くなりますね。

「思いやり」や「支えあい」は、
みんなで少しずつなら、できそうです。
これが、お互いにつながって、ネットワークになれば、
地域は住みやすく、居心地良くなっていくでしょう。
心と心をつなぐネットワークは、いわば、地域づくりの基礎ですね。

でも、
できたと思ったら壊れたり、壊れないようにとすれば広がらない。
なかなか思うようにならないのが、この基礎作り。

まちづくり市民大学では、
この基礎の作り方を中心に、
楽しくワイワイ学びましょう。
(参考:カリキュラム構成の視点

人は、いくつになっても学べるそうです。
あの百歳の日野原先生みたいに。

 



参考書紹介


上越市まちづくり市民大学

事務局:〒942-0074
上越市石橋2−8−24